4月29日 ゴールデンウィークの始まり。娘を連れて新宿のタワレコへ。PIGGY BANKSのインストアライヴを観て、アッコちゃんにご挨拶。娘にとっては初めてのライヴ体験かな、インストアライヴくらいの音量だと2歳児でも楽しく観ていられるみたい。アッコちゃん、娘を見るなり一言、「大きくないですか!?」……ええ、大きいんです(笑)。
4月30日 日比谷野外音楽堂で行われるライヴに田渕ひさ子さんがご出演なさるということで、夢子会のフライヤーを配らせてもらおうと駆けつけるも、既に終演していた。私としたことが……! 会場周辺に残っていたお客さんに、ほんの数枚だけお配りして終了。虚しさを抱えながら帰宅。
5月1日 娘と電車に乗って近場の遊園地に出かける。駅から数10メートルの場所に遊園地の入場口があるはずなのだが、ゴールデンウィークということもあり凄まじい人の行列。入場口から続く長い列が駅の改札付近まで続いて折り返し、とぐろを巻いている。入場までに1時間半〜2時間との噂。日差しも強いし、これは無理だわと断念。再び家に戻る電車の中で眠ってしまった娘と、虚しさを抱えながら帰宅。
5月2日 ようやく平日! そして取材。石崎ひゅーいさんと菅田将暉さんとの対談。短い時間だったがお互いに話したいことがたくさんあったみたいで盛り上がる。菅田さんは前回、私と話したことを覚えてくれている風の会話を盛り込んでくれたりする感じとか含め、ちょっと人としての魅力がすごすぎる。お会いする度に強烈な余韻が残る。
5月3日 新代田crossingにて小田和奏さんのライヴ。ギターだけでなく鍵盤での弾き語りやサンプラーを使ってリズムやコーラスをループさせたりと、バンドを解散してソロとして歩みながら追求してきたことが、いい形になってあらわれていた。音楽家としての探究心がすごく強い人だなとあらためて思う。
5月4日 GWに旅行とか企画しなかったことを恨み始める。暇なので、こないだ入園を断念した遊園地へ再び。この日は全く混んでいなくて、娘とコーヒーカップに乗ったり、ふれあい広場みたいなところで色んな動物に触ったりした。ヤギとかヒヨコとか。地元の中学生カップルでも来ない感じの、超ゆるいワンダーランド。先日の混雑は一体何だったのだろう。
5月5日 東京駅近くのKITTEにて佐野優子さんという方のピアノ演奏を聴きに行く。彼女がまだ東京藝術大学に通っていた頃に取材をさせてもらったことがあるのだけど、今では立派なピアニストになられていて嬉しい。キラキラとした音の粒が吹き抜けの建物に舞い上がっていくようだった。
5月7日 誕生日。ちょっと自分でも実感が沸かないような年齢になる。が、開き直ってツイッターのプロフィール写真を最新のものに変える。
5月12日 荒井岳史さんのソロ公演ということで新代田FEVERにご挨拶に行く。アルバムも聴かせてもらったけど、とても素敵だった。素顔がたくさん見えてくるような歌詞がバンアパの時とは全然違う印象でドキドキする。この夏にいっぱい聴きたい。
そんな荒井さんやアッコちゃんや和奏くんやひさ子さんにご出演いただく6月11日の夢子会。鹿児島名物ぢゃんぼ餅の販売や、みんなでハモるコーナーなどもお楽しみに。皆様ぜひ遊びに来てください。
上野三樹●YUMECO RECORDS主宰 / 音楽ライター / 福岡県出身。