20代最後のライブが終わりました。
小山田壮平、石崎ひゅーい、谷口貴洋、藤田竜史の4人で企画制作したイベント“オリオンと夜の虹”。
 
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(みんなほんとに仲良しです)
 
はじめて東京でオーディションを受けたライブハウス、渋谷ラママ。
あれから約10年の月日が流れて、
そのオーディションからの仲間である壮平やしばらくしてから出会えたひゅーいたちとこうして時を超えてこの場所でイベントが出来た喜びは計り知れない。
4人で共作した曲やカヴァー曲など自由奔放に披露してとにかくお客さんと一緒に楽しむ事が出来た。
いい夜になりました。
 
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(SOLD OUTありがとうございました)
 
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ぼくはこのライブで「トワイライトロックンローラー」という唄を披露しました。
友人の小山田壮平に捧げた唄です。
彼が集中治療室にいた時、もう一度彼と唄いたい。そしてこれからも音楽と共に成長していきたい。
だからここで終わらせないでくれ、目を覚ましてくれ、
というような切羽詰った気持ちで当時は書きました。
彼はその後見事に復活を遂げ、キャンセルしてしまった武道館公演までリベンジを果たしました。
この夜にこの唄をうたうという事は、すでに前へと転がっている物事をちょっと無茶に振り返るようで少しばかり気が引けていたのですが、そんな心配は無用でした。
「きみの中に居るロックンローラー」
唄は贈りもの。心からだれかに届けたいと強く願った言葉はいつも、
その対象を飛び越えて広く誰の心のもとにも素直に届いてくれる。
この日披露したトワイライトロックンローラーはまた新しい音楽の可能性を自分自身に問いかけ、生み出してくれたように思います。感情より、音楽より先に、ただ“唄”だけがそこにぽつんとある。あたらしい感覚。
その後、壮平のステージで一緒に歌った「マイソング」は格別の歓びでした。
高田馬場駅から程近い夜の富山公園で一緒にうたった思い出がまるで昨日のことのように蘇ってきて、
なにかこみ上げてくるものがありました。
打ち合わせもなし、何の計画もなくこうして唄によって歴史や物語が自然とつながっていく感動は
10年という月日がくれた小さく、そして確かなプレゼントだったように感じます。
いつも想うよ、生きていてくれてありがとう。ってね。
 
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(ラママの看板。ステキです。)
 
そして翌日の誕生日は、
業界関係者なら誰もが知っているサッカーの祭典(笑)。
音蹴杯に参加してきました。
僕のチームは「高円寺GEARS」。
オリオンズからも壮平とひゅーいが参加しています。
前夜の打ち上げもほどほどに、しっかりと朝10:30にさいたま新都心駅に集合した僕ら。
会場は、さいたまスーパーアリーナ。
とにかく広大な敷地内にいくつものコートが並び、駆け抜ける人々はみな音楽関係者というかなりカオスなイベントです。
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(かなり様になっています。行くぞ!ギアーズ!)
 
ミスチル桜井さんやジャニーズの手越くんなどが普通に脇を駆け抜けていく中、初出場の高円寺GEARSもかなりの健闘を見せました!
予選リーグは2勝2分2敗。
続くトーナメントでは2回勝ち抜き惜しくもベスト8で敗退。
普段ライブハウスでバカやっている仲間たちが、この日は本当に真剣な眼差しで汗をかき、勝負するその空気に
最後の方は終始涙を堪えるのに必死な状況。
みんな、おつかれさま。
また来年!さらなる飛躍を目指して駆け抜けようね!
おかげさまで最高にエキサイティングな誕生日を過ごせました。
ぼくは中学の時までサッカーをやっていた人間なのですが、どうしても体調的な事情でその時は諦めざるを得なかった夢でした。
サッカーが心から好きだった、だからとても苦しかった。
その痛みを癒してくれたのがビートルズだったし、音楽だったし、アコースティックギターやピアノでした。
今度はそんな音楽の仲間たちとサッカーをして歓びを分かち合える。こんなハッピーな瞬間、中々ありません。
 
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(全員バンドマンです笑)
 
無事に20代最後の二大イベントを終え、ついに三十路ロードへと足を踏み出した藤田です。
同時にこのYUMECO RECORDSでの連載もリニューアル!
うつくしき女性ライターのみなさまに囲まれて私黒一点(?)ハーレム状態で連載を継続させて頂くことになりました。
三樹さん、ありがとうございます。
 
2015年新連載のタイトルは 【夢力】と書いて”ムヂカラ”です。
 
もう一度、夢の力やエネルギーを信じるべき時代になりました。
これはぼくの今年のテーマでもある 《価値を生み出す》という言葉ともリンクしてきます。
 
何か一つのことを”こうでありたい”と信じる力。 うつくしいものを追い求め続けるエネルギー。
それは感動を生み出すコア。つまりは価値の始まりになるとぼくは考えています。
 
どんなにちいさな灯りでも、そこに価値を与えるアイデアと愛情。
ぼくの生活する柏という街にもそんな【夢力】を持った人たちがたくさん存在している。
実際に自分自身が聴き手となり、取材をし、そこから導き出される感情や想いについて次回からは綴っていきたいと思います。
YUMECO RECORDSの連載開始とともに”ホタバンのミュージックサンシャイン”と題し、追いかけてきたぼくのふるさと柏と音楽の関係性。
【夢力】はさらにその先の心を見つめるあたらしいアプローチです。
今後とも、藤田の綴る“ヒューマンテキスト”に乞うご期待ください。
宜しくお願い致します。

そしてそして、早くも昨年立ち上げた街フェスサーキットイベント柏MUSIC SUNの開催が5月17日(日)に決定致しました!
この情報も追ってお届けしていきます。

2015年も藤田は爆走します!
YUMECO RECORDS共々、宜しくお願い致します!!!
 
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藤田竜史●フジタ・リュウジ
ホタルライトヒルズバンドのボーカル。
大阪出身柏育ちの1985boy。水瓶座O型。

ホタルライトヒルズバンド http://hotaban.com
藤田竜史 http://edamamekumajiro.wix.com/ryujifujita

《2月演奏日程》
2月3日(火)神戸太陽と虎(ホタバン)
2月4日(水)京都MUSE(ホタバン)
2月15日(日)柏Café Line(藤田ソロ) ※ワンマンコンサート
2月18日(水)吉祥寺シルバーエレファント(藤田ソロ)
2月22日(日)柏616(ホタバン)
2月23日(月)新代田FEVER(ホタバン)
2月24日(火)日本工学院蒲田校(ホタバン)