〜今月のさくらじま 噴火５１回〜
鹿児島は梅雨も明けて夏真っ盛りでございます!!!
もちろんカラッとする事も全くなく、安定の湿気と日差しで早くも夏バテ気味。。。
だってこの前宮崎に遊びに行ったら37℃だったってよ〜どひゃ〜〜溶ける〜〜〜
昼間の暑さは殺人的。
しかーし！！
暑いからって家でダラダラしてるなんてもったいない!!
海に行ったり虫を捕ったりカニに指を挟まれたりかき氷食べたり花火したり夏はやっぱりカルピス!!したりお祭り行ったり。。。
子供がいるとまた夏の遊び方が何倍も楽しくてあたくしすでに真っ黒です!!
特に新鮮なのが虫取り。
カブトムシとかトンボとかアゲハとかダンゴムシとか…久しぶりにまじまじと見る虫達に、ぎゃ〜気持ち悪っ…と心の中で思いながらも懐かしさもあったり。
あれ、虫っていつから触れなくなるんだろうね〜。
子供の頃は虫はもちろん、ミミズとかカエルとかカエルの卵とか捕まえてたもんですが。
どんどん背が伸びて土から遠ざかっていくと触れなくなるんだろうか…
あとさ、「昆虫採集セット」ってのあったよね。
何かわかんないけど液体を虫に注射して気絶させるやつ。
とんと見かけなくなったけど、もうないのかな？
子供の頃はよく考えたら昆虫全般にものすごく惨い事をしてたけど、でもその感覚って今でもちゃんと覚えてて、その経験があるのとないのとじゃやっぱり死に対する価値観とか、これ以上やったら死んじゃうってゆう力加減を知ってる、とかそうゆうことにつながるんだろうなぁと思う。
なので、申し訳ないけど何匹かの虫さん達にはそれを学ばせていただくべく今年も捕まってもらう事になりますな〜
そしてあたしも出来るだけ触れる…ように…が、がんばるぞ〜〜
さて今月は鹿児島に移住してから毎年恒例なりつつある友達のお寺の夏祭りで鹿児島弁の歌、茶碗蒸しの歌をBENBENしたり、しょうぶ学園(http://www.shobu.jp)で友達が立ち上げたイベントで鹿児島国際エアラインとゆう、音楽で世界旅行をする。とゆうコンセプトの民族楽器をたくさん使うバンドを組んでBENBEN(コント多め。笑）したり、地元でゆる〜く楽しくBENBENしておりましたよ。
そんで8月は久々に東京に行きます！
8月23日に渋谷Milky wayにて行われるサーフコースターズ(http://www.surfcoasters.com)の20周年記念イベントにトーキョーキラーが出演です!!
サーフコースターズは10代の頃に友達に教えてもらってめっちゃ聴いてて、GO!GO!7188にも影響を与えたバンドの1つなのでこうゆう形でお祝いできるなんてサイコーでっす!!!!!!
ぜひぜひ遊びにきてね。
そしてそして、もう一つ!!
鹿児島で新しく立ち上るロックフェス、WALK INN ROCK FESTIVAL!がいよいよ8月30日に開催されます。
「僕らの街は、僕らで創る。」のスローガン通り、WALKINN STUDIOとゆう地元のリハスタが中心になって、地元のライヴハウスSR FACTORYを始めたくさんのお店や仲間とタッグを組んでロックフェスをやります。
自分達がやりたいことやって盛り上がって満足して終わる、正直そんなイベントが多い中、彼らがやろうとしてる事は人を動かし街を創る…とゆうこと。
本物に触れる機会は少ないけど情報量は都会と変わらない。
音楽で言ったら、みんないろんな音楽知ってて機材も知ってて演奏もうまいんだけど、ライヴに行ってその空間や生の音を体感している経験やその欲が圧倒的に少ない。
それがすべて悪いとは言わないけど、なんだかバランス悪いな〜ってゆうのが3年前に帰って来てから地元に感じている違和感でした。
そんな頭でっかちになりがちな地方とゆう場所に彼らの行動はどう響くのか。
って言うと固いけど、要は街が元気になるには元気なキッズが必要で、でも元気なキッズが夢を見続けられるかどうかは結局大人が元気で夢を見続けていられるかどうかにかかってる。
WALKINN ROCK FESはこんな夢物語みたいなこと本気でやってる子供みたいな大人が田舎にもいるんだぜ、ってのをガツンと見せてくれるのではないかと思います。
地元のミュージシャンを中心に出演者も出揃って着々と準備は進んでいるよう。
後は天気と桜島の灰だけど、もうそれは神のみぞ知る…ってことで。
おそらく長くなるであろう彼らの旅路。
その第一歩であるWALKINN ROCK FESTIVAL!第1回目は8月30日ですよ〜
みんな桜島にしゅーごーだーーー!!!
ちなみに….あたしも賑やかしでちょこっと友達と演奏してみたりしてみなかったりしまーす!
◆◆◆◆◆ ギャルバンって言ってもいいよね!? ◇◇◇◇◇
今月は少年ナイフ!!!
泣く子も黙るガールズロックンロール!!!
少年ナイフはそもそも10代の頃に友達のバンドがコピーしてたので知って(サースコースターズを知ったのと同時期!!)、でも実はその頃はそんなに深く聴いてた訳じゃなかったんだけど…
リアルな出会いはそれからだいぶ時間が経った2010年の夏。
ナイフのツアーに誘って頂いて東京、大阪、名古屋と一緒に回らせてもらってそこで初めてお会いしまして。
ライヴ見たらイメージと全然違ってめっっちゃくちゃ重厚でかっこよくてシビレまくり!!!!!
次の年にはGO!GO!7188のトリビュートにも参加してもらいました。
パンクとゆう曲をカヴァーしていただいたんだけど、このアレンジがまたナイフ節炸裂でめちゃくちゃかっこいんだよね〜！！
ぜひぜひ聴いてみて!!!
で、そんなこんなで4月に世界同時発売された新譜、Overdrive(嵐のオーバードライブ)を引っさげたワールドツアーで、なんと初めて鹿児島に来るってゆうことで4年ぶりに再会。
やっぱりあの力の抜けた重厚感がたまらない!!!
8ビートで人を踊らせるってほんとにすごいこと！！
まさにロックがロールしてました!!!
そうそう、ギターボーカルのナオコさんに、ちょっと前に娘とバナナチップス食べてるときにナイフのバナナチップス歌ったらすぐ好きになって何回も聴いてるんです〜って話をしたら、なんと1曲目にバナナチップスやってくれて!!!!
娘と2人きゃーきゃー言いながら大興奮でした!!!!!
そんなサービス精神とゆうか優しさ!!!
バンドをさらに好きになっちゃうよね〜〜〜
写真はライヴ後のメンバーと。
あと、ベースのりつこちゃんともぱちり。
80年代にはもう海外でライヴしてたり、あのニルヴァーナとツアーしたり、海外でのトリビュートにはソニックユースも参加してたり、国内でもハイロウズやブッチャーズ….数々のバンドマンからリスペクトされている。
そんな少年ナイフの活動はその後のギャルバンの活動の在り方をすごく変えたんだろうと思う。
今でこそ、ギャルバンはどんどん増えてるし(いいこどだー!!)もうバンドやるのに性別も関係ない時代だけど、あたし達がデビューしたりアメリカでライヴして受け入れてもらえたのもそうだし、何より女子が楽器を持つ事やバンドを組む事、音楽で生きて行きたい!!って思う事に前向きになれるようになったのは少年ナイフのような世界に誇れる日本のギャルバンがいたからこそなんだなぁと、改めて感じました。
相変わらず海外ツアーで忙しいみたいなので地方で少年ナイフを観れる機会はなかなか少ないけれど、あの日鹿児島でナイフを観た女子がまたバンドに燃えてくれたらうれしいなぁ〜！！
そしてこれからも、いろんな国であの力の抜けた重厚感でロックをロールし続けてください!!
ビバ少年ナイフ!!
ビバギャルバン!!!!
そんなこんなで今月はこの辺でお開き〜
最後まで読んでくれてありがとBENBEN。
ノマアキコ●ex.GO!GO!7188のベース、歌詞、叫び担当。
（GO!GO!7188／2000年にシングル「太陽」でメジャーデビューしたスリーピースバンド。屈強のライヴバンドとして精力的に活動を続け、「ジェットにんぢん」「こいのうた」「C7」「浮舟」などヒット曲多数。2012年、解散）
2010年の終わりに地元鹿児島に移住。
現在は子育ての傍らベースをBENBENしたり、歌詞提供などをしている。
