今年も早くも1ヶ月が過ぎようとしていて、遅くなりましたが、2014年も「YUMECO RECORDS」を宜しくお願いします。

 

少し昨年を振り返ってみますと、弾き語り&トークイベント「夢子会」を始められたこと。チケットの予約からフライヤーの制作、当日の進行など、初めてのことがいっぱいで。そこで得た、全ての準備が終わって開場を待つ間のワクワクした気持ちや、出会えたお客さんや、ミュージシャンの方たちとの繋がりはかけがえのないものでした。そして、昨年の「YUMECO RECORDS」のもうひとつの試みとして、いくつかの連載をスタートさせていただきました。シンガーソングライターのみゅうちゃんによる「walk in MYUsic」、麦倉正樹さんによる映画コラム「暗闇から手を伸ばせ REACH OUT OF THE DARKNESS」、伊藤佐和子さんによる音楽コラム「踊る女と歌う男には勝てない(仮)」、野間勤さんによる書評「本のいもづる」、松浦達さんに旅エッセイ「街の灯」、それぞれに個性溢れる文章を毎月お寄せいただきました。これまでの「投稿」という形とはまた違った、「連載」だからこそ、書き手の人柄や趣向が回を重ねるごとに見えてきて私自身も毎回楽しみにしていました。そして、そんな連載陣の皆様が「YUMECO RECORDS」というサイトのひとつのカラーを、よりくっきりと彩ってくれたような気がします。なので今年も、その色味を引き継ぎつつ、また新しい役割や楽しさを纏っていきたいなと思っております。

 

とはいえ。ここからは個人的な話ですが。昨年3月に「夢子会vol.3」を終えた春頃から大袈裟じゃなく人生が大きく変わっていきまして。結婚したり妊娠したり、福岡で結婚式したり東京で結婚パーティしたり、つわりや日に日に大きくなるお腹の重みで苦しんだりしていたらあっという間に年末でした。そして予定日通り、今年の1月3日に女児を出産しまして、アタフタしているうちに今に至ります。2013年は仕事での新しい試みや充実感も大きかったけれど、人生が新しいモードに入る大きな転換期でありました(なんか星占いみたいな言い回しですが・笑)。出産すること以上に、人をひとり、この手で育てるって、やっぱり生易しいことじゃなくて(と、ここまで書いたところで実際、娘が泣いて、おっぱいあげたりしているわけです…)。だけど、充てられる時間は少ないものだとしても仕事は続けたいし、「YUMECO RECORDS」でやりたいこともあります。なので、少しずつ、やれるペースで、ということになりますが、今年もお付き合いいただければと思います。

 

ちなみに、今年の編集アシスタントは連載でもお馴染みの伊藤佐和子さんにお手伝いしていただけることになりました。更に「踊る女と歌う男には勝てない(仮)」に関しては今後も不定期連載という形で続けてもらいます。そして松浦達さんは昨年の連載を機に別のウェブ媒体で今年も旅エッセイ的なものを続けられているということですし、これまで編集アシスタントをしてくれていた岡山慶乃さんは今では雑誌「音楽と人」でレビューの連載を執筆されています。誰かにとって何かこれからのきっかけになるような、そんな場になれるように「YUMECO RECORDS」を今後も続けていきますのでぜひ色んなアイデアや熱意で参加していただければと思います。新規連載に関してもこれから進めて参ります。これからも楽しみにしていてください、気長に(笑)。

 

最後に、何か写真を…と思い、iPhoneのフォルダを探してみましたが、何せこの1ヶ月、ほとんど外に出ていないのでやっぱりこの方の写真しかありませんでした。ではまた♪