どうもこんにちは。
すごく困りました。
何かというと、前回の記事から今日までの間、わたしの中で一番色濃い思い出が、
掲題のとおり「長崎バイオパーク」という動物園に行ったことなのです。
ライブは今月もいくつか観ました。
いいやん!って思うバンド、居ました。
正直今月はそれを書こうと、思っていました。
この連載もそろそろクビになってしまうかもしれませんが、
ここで紹介したい!と思っているバンドがまだまだたくさん居るので、
そこはちょっと相談させてください!
それでも、どうしても、どうしても、バイオパークの思い出を語りたい!
バイオパークが素晴らしかったから、こればっかりは仕方ないんです。
以上私信でした。
張り切って続けます!
改めまして、7月末に「長崎バイオパーク」という素晴らしい動物園に行って参りました。
目的:6月に誕生したカバのベビー・ムサシちゃんに逢うためにほかなりません!!!(ふんがー!)
私(わたくし)、ここ数年でいっきにカバ愛にめざめまして、
某ライブハウスのカバ店長とか、高校からの友だち(美女)とか、
周りのカバ友の存在もあり、この情熱は盛り上がる一方です。
今回は、友だち(美女)が「バイオパークにカバの赤ちゃんが誕生した」とつぶやいたことが発端となり、
ひとしきりツイッター上で盛り上がったのち、私たちはすぐさま長崎行きを決めました。
大人になっておいてよかった!(決断力と経済力)
ちなみにこの旅行は1泊2日でしたが、
バイオパークさえゆっくり行かれればそれで良いという欲の少なさが功を奏したのか、
雨予報だった1日目は天候に恵まれ、軍艦島に上陸したのちグラバー園を満喫、
また宿泊先が港のすぐそばだったのですが、この日はちょうど花火大会があり、
十分すぎるほど満喫しました。
夜は思案橋の中華屋さんで長崎チャンポンと皿うどんを美味しくいただきましたが、
ひょっとしてひょっとすると、YUMECO RECORDS連載陣の松浦さんが
6月の記事で書かれていた場所と同じなんじゃないかな?と思っています。
また食べたい味でした!
さて出し惜しみしてすみません。(え?誰も待っていない?)
本題に入りますね。
バイオパークには2日目に行って参りました。
バイオパークがどう素晴らしかったかというと、動物たちがとにかくのびのびしていたところ!
バイオパークは檻の中の動物を見る「標本展示」ではなく、
動物が生活している本来の生態系になるべく近づけるために環境を造り上げ、
そのなかで動物たちが自由に暮らす「生態展示」方式になっています。
動物たちのおうちに私たちが入れてもらったっていう感じで、とにかく動物たちが近い!
カンガルーやカピバラなんて、この至近距離でも動じませんからね……。
触り放題だし人間に関心ないっていうか完全に彼らの世界を形成してました……。
リスザルは肩に乗って来てくれるので、ちょっとしたナウシカごっこも可能です。
ほら、怖くない!ふふ。
写真は撮り逃しましたので、変わりに親子の写真をどうぞ。
かわいいーー!
こちらはリスザルのボス。風格が違います。
かわいーとか言って気を引こうとしても、下心を見透かされてしまいそうです。
さて、カバです。(突如冷静)
バイオパークとカバの関係といえば、
日本で初めて人工哺育に成功した、“泳げなかったカバ・モモ”のお話が有名です。
くわしくはこちら→ http://www.biopark.co.jp/info/hippo/
※かわいすぎるので閲覧注意
今回生まれた赤ちゃんは、このモモちゃんを生んだお母さん・ノンノンの子。
つまりモモちゃんの弟にあたります。
これはムサシちゃんの尻です。
いやもう本当にかわいい。(さっきからかわいいしか言ってない)
夏の間、カバとカピバラには「スイカまるごとタイム」という時間がもうけられていて、
文字通り飼育員さんがカバーーーっと口を開いたところにまるごとのスイカをあげて、
豪快に食べる姿が見られます。
噛み砕かれるスイカは結構グロテスクですが(笑)。
カバの口のデカさと顎の強さをまざまざと見せつけられ、ほれぼれしちゃう。
ちなみにカバはご飯タイムの前後以外、ほぼ水の中で寝ているのですが、
以前訪れた別の動物園で初めてその光景を目にした時、
ちょっとだけ水面に出ている背中を観て「茄子……。」と思いました。
子カバは、四六時中ずーっとお母さんと一緒なのですが、その愛らしさたるや!!
最近のわたくしったらinstagramでいいねをしているのがほぼ犬ネコばかりでして、
それらがいかに癒しかというのは皆様もご存知かと思いますが、
カバのかわいさはそれに劣ることはありません!(ふんがー)
さて話を戻しますが、実は雄カバが同じところで2匹共存するのが難しいらしく(喧嘩しちゃうらしい)、
ムサシちゃんのお姉ちゃん・モモちゃんの息子たちは、
カバの素晴らしさを伝える親善大使(勝手に命名)として他の動物園にお引越しており、
この7月にも百吉(ももきち)くんが北海道の旭山動物園に旅立ってゆきました。うう。
ムサシちゃんもいつかはお引越となってしまうのかもしれませんが、
それまでのあいだ、お母さんに甘えまくってね!!(涙)
バイオパークはカバやカピバラだけでなく、ビーバーやリスザルやその他いろいろ、
赤ちゃんが生まれて家族団らんの光景があったり、とにかくほっこりしました。
ここを訪れて以降、小さなお子さんがいらっしゃる方に会うたびに、
ぜひバイオパークへ!!と言わずにいられない日々です。
園内は小高い山のようで、ぐるーっと一周するとかなりよい運動になります。
若いカップルの女の子がハイヒールを履いていたのですが、
長崎県民にとってはライトなデートスポットなのでしょうか。
さて、こんな感じで今月は終わりです。
甲子園も幕を閉じ、心なしか先週あたりから徐々に風も変わり、
いよいよ秋がやってくる気配を感じます。って毎年ここからが長いんですけれど。
秋も引き続き鼻息荒く生きてゆく所存です。
長崎バイオパーク
いとう・さわこ●1984年うまれ。都内で働くOLです。ちょっと奥さん、もう9月ですって! どうしましょう! 8月は「風立ちぬ」を2回観に行きました。1回目はソロで、2回目は親友と。またソロで3回目を観に行く予定です。