始まりましたGAL Radio。ここは友人とカフェで過ごすように、音楽の魅力についてお話する場所です。ごゆっくりと。
この連載も50回目を迎えることが出来ました。スタッフの皆さんと、言葉と音楽を通じて出会ってくれたあなたのおかげです。ありがとうございます。これからも一緒に音楽と戯れられたら嬉しいです!

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今年ソロデビュー20周年を迎え、全国ツアー中のYUKIさん。先日僕も奇跡を目撃してきました!

周年のタイミングはミュージシャンと自分の歴史を振り返る、ファンにとっても大切な瞬間です。連載も記念すべき50回「何を共有出来たら楽しいかな?」と想像した時、僕が一番好きなYUKIさんの楽曲の魅力をお伝えしたいと考えました。今回は「ビスケット」についてお話します。キーワードは「2度愛する」です。まずはハイパーきゃわいいMVをご覧ください!

 
 

 
 

1.楽曲の概要


 
 
画像1&サムネ用
YUKI『ビスケット』(2007.5.25 Release)
初の配信限定デジタルシングル

 
 

蔦谷好位置さんとのタッグ曲のひとつの集大成と言えるハイパーポップソング。この20年間、常に挑戦し、素晴らしい作品を作って来られたYUKIさんですが、蔦谷さんが提供されたこの時期の楽曲は、特に音楽の神様が微笑んでいる魔法を感じます。

曲の魅力を掘り下げるヒントを頂戴すべく「ビスケット」収録のSingle Collection 『five-star』Discographyより、YUKIさんの楽曲解説をご紹介します。

「グルメ蔦谷くん作品。実は、かなり前からあった曲。生バンドで録音したり、歌を入れなおしたり、スタジオに何度も入ってつくられた曲。満を持して2007年5月に登場。配信のみにもかかわらず、多くの人達に聴いてもらえることになる。ありがたい!普遍的なラブソングをつくりたかった。いつでも、どこでも、誰とでも歌えるような。ぽちょーーんと普通に置いてあるような。ミュージックビデオは、アートディレクター平野文子。空手のシーンで手首を負傷するも、見事な回し蹴りで大拍手。」

当時の記事やネットで紹介されていた『もろく壊れやすい恋心をビスケットに例えたラブソング』という面と上記の「普遍的なラブソングをつくりたかった」という言葉が指すものについて迫っていきたいと思います!「もろさ」と「普遍性」は繋がるのでしょうか?

 
 
 
 

2.歌詞分析



歌詞を読み解く前に、僕はビスケットについてそんなに知らないことに気付き、言葉の意味、由来について調べることにしました。以下お口の恋人、LOTTE企業ホームページからの引用です。

名前の由来
ラテン語のビス(2度)・コウトゥス(焼かれたもの)から生まれたと言われています。ヨーロッパでは、古代から航海や遠征のための食糧として、日持ちを良くするために2度焼いたパンを持参していました。この2度焼いたパンがビスケットの起源であり名前の由来でもあります。現在、フランス語のビスキュイ(biscuit)もポルトガル語のビスコイト(biscoito)オランダ語のビスクヴィー (biscuit またはbiskwie)もみな2度焼かれたといった意味をもっています。
出典:(社)全国ビスケット協会


更に起源を辿ると1万年前、バビロニア人が…と諸説あったのですが、様々な場所で色々な形で生まれ、歴史を重ね愛されてきたお菓子であることは確かです。
ビスケットは2度焼かれたもの、これ重要ですので覚えておいて下さい。

 
 
 
●言葉が放つ音楽的な響き

YUKIさんの紡ぐ歌詞は音として気持ち良い。その理由はハナモゲラ語によるものだと思われます。ハナモゲラ(メロディに合わせて適当な言葉を発し、その音の語感から言葉を探っていく作詞術)の利点は、メロディのスピード感を損なわない心地良い言葉と出会えることだと思います。無意識がもたらす気持ちのいい口の開き方や声に出したくなる音だから、言葉とメロディがリンクして深く速く心に突き刺さるんだと思います。

 
 
 
●韻で楽しむビスケット

音と言葉のリンクの素敵な関係性、韻についてご紹介します。


「いつだって 逢いたくて」
1番Aメロの語尾を「て」(母音は「え」)で統一することで反復によりリズム感が生まれます。(さりげなく凄すぎるのが一行目の最初の言葉「いつだって」が◯◯◯ッ◯でビスケットと韻を踏んでいるという!)


2番Aメロでは
「ありふれた毎日を」「取り出したメモリーは」
と語尾を揃えていません。1番が一つの思いで突き進もうとしていた恋愛初期だとすると、2番は関係が近くなった後、好きという気持ちにもさまざまな表情が生まれてきた心の成長を語尾の音でも描いていると捉えました。


「ポケットに忍ばせた 甘いビスケット あなたに半分だけあげるよ
始めたばかりの つらいダイエット ううん その他うやむやのせいにして」

ポケット、ビスケット、ダイエットで韻を踏んでいます。しかも「ポケットに大切に持っていたビスケット(恋心)をダイエットを理由にあなたにあげる」素直になれないストーリーもしっかりと成立させるキラーフレーズ。あとこの「ううん」が鬼可愛い。この「ううん」があるとないじゃここのグルーヴが全然違いますし、YUKIさんがYUKIさんである何かがこの「ううん」にはあります。
この時点では素直に本音を伝えることに少しためらいがある関係性が窺えます。


「甘いビスケット」「マイビスケット」
曲中では甘いビスケットと歌われていますが、コーラスはマイビスケットになっており、甘いとマイで「スウィートな私の恋心」を表す仕掛けも。

 
 
画像2
 
 
 
●成長を描く歌詞

更に歌詞を紐解いていきましょう。


「涙の海でおぼれた」
考えすぎて空回りしたり、気持ちをコントロール出来ず、自分が流した涙で悲しみに浸ってしまう様。裏を返せば人を盲目にさせるほど恋愛は魅力的とも言えます。


「月を味方につけて」
月はアイラブユーの象徴で、魔法を信じるような純粋さを感じる一節。森永製菓のムーンライトという商品名にもあるように、満月もビスケットに似ているといえばそうですよね(こじつけオブザイヤー)

この海、月という象徴的な2つ、海は波の満ち引き、月は満ち欠けと揺れや周期を感じさせます。夜や宇宙を連想させるスケール感のある言葉なのも女性的なメタファーでもありそうです。


「ゆらゆらと影をわざと踏んで歩いた 坂道を 身体よりもっと 近づいてよ」

影を踏む行為は直接触れられないあなたのせめて影には触れたい、わざとそうしていることに気付いて欲しいという可愛らしい描写。
身体よりもっと近づきたいのは、心で繋がりたいという意味と、体の更に中、SEXを指している気がします。これは3番サビ「火照った指で 探りあてて 体に印を 刻もうよ」も同様で、精神的な繋がりとも肉体的な隠喩とも取れる抽象的な表現で、どちらにせよ深く繋がりたい、今の関係を超えたい気持ちの表れと解釈しました。


1番「半分だけあげるよ」
2番「半分ずつ 食べよう」

同じ分け合うという意味ですが「だけ」より「ずつ」の方が同じ時を共有する絵が浮かびます。思いは時に脆く割れてしまうものだけど、脆さは儚さでもあり、割れた悲しみを知るからこそ分け合う幸せとも出会える、というメッセージだと思うとグッと来ます。ここにも私の成長を感じます。


「正座」
正座は真剣にあなたと正面で向き合う姿勢で
1番では「100個くらい 正座して ちゃんと言えるから」だった少し曖昧な誠実さが、2番では「100個以上 正座して もっと言えるから」と更に溢れています。


「鼓動よ届け!」=1回目の好き
「鼓動よ続け!!」=2回目の好き
鼓動=好きな気持ちを届けたい、その高鳴りを忘れない自分でいたいという成長と祈りを表した一言。


「あなたの右腕を掴んだ 想いは強い!」
ずっと一緒にいられる保証なんてないからこそ、今の想いを大事にしたいからあなたの右腕を掴む=行動で示す、という意志と勇気に満ちたフレーズ。


などなど、曲が進むに連れ主人公があなたとの時間の中で成長していくような内容が歌われています。では、いよいよこの曲の核となる部分に迫りましょう!


「初めてみたいに」
ここです。ここなんです!この曲の瞬間最大風速観測地点は!
初めてみたいということは初めてではない、でも初めての時のような気持ちでという2度目を表現したニュアンス。ここでタイトルのビスケットの意味を思い出して下さい。「2度焼かれたもの」という意味でしたよね。来ました。この曲、もう一度あなたを愛するという歌なのではないでしょうかぁぁあああ!!最初の好きより2度目はお互いを知ってからの好きなので本当に好きな気がしますよね。2度愛する、まだまだ続きます。

 
 
 

3.音楽視点分析



サウンドの魅力をリフ、転調の2つにポイントを絞りお話します。

①リフ

人は繰り返すリズムやフレーズにグルーヴを感じ気持ちよくなる習性があります。
今回のためにご用意した音源で解説致します。

 
 
 
●イントロ

3つのリフが鳴っています。

1.ウーリッツァー(鍵盤楽器)
2.柔らかい印象のピコピコサウンド
3.クリーンなエレキギターリフ

※イヤホン、ヘッドホン推奨。音量ご注意下さい!

分かりやすく4小節ごとに1~3の順で音を増やしています。

 
▼音源1

 

ではドラム、ベース、効果音なども合わせて聴いてみましょう。

 
▼音源2

 

恋愛のワクワク感やときめくイメージを加速、増幅させるとても可愛らしいイントロですね!

 
 
 
●アウトロ

こちらも4小節ずつ音を足していきます
・ドラムス
・ウーリッツァー
・エレピ
・ギター
・ベース

エレキギターは以下の順に登場させています
・アルペジオ
・オクターブカッティング
・歪み単音
・オートワウ(ワウワウした音)
・カッティング

 
▼音源3

 

コード進行は①G F Em E♭ F Gと下降と上昇を繰り返します。そこに演奏とYUKIさんのコーラスが混ざることで②G Fadd9 Em7 E♭M7 Fadd9 Gという響きにも聴き取れる音になっています(個人的見解)。

②のコードは全てに転調後のキーであるGの構成音ソが含まれています。コードが変わってもその音だけは変わらず、いい時も悪い時も浮き沈みしながら同じ思いが根底に流れ続けていることを音で表現していると僕は睨んでいます。

 
 
 
②転調

部分転調を除き、E→F#→E→F#→A→F#→Gとキーが6回転調します。時間の経過と共に移りゆく景色や気持ちの変化の波のような素敵な構成ですが、ここからがマジで凄いです。
曲の冒頭のキーはEで始まるのですが、サビでF#に転調します。このEとF#の距離は長2度離れています。更にギターソロ後のサビはF#からG。この距離は短2度、つまり音楽的にも「2度」というキーワードが盛り込まれているんです!!

 
 
画像3

これが曲のテーマを強く打ち出しているんじゃないかと今回の個人的な気付きで一番感動しました。良い意味で転調を感じさせない自然な展開と、何よりYUKIさんの歌声の魅力を引き出すメロディの美しさ、まさに蔦谷好位置マジックここにありです。

 
 
 
●MVに込められた戦う勇気

先ほどご覧頂きましたMV、監督はアートディレクター・平野文子さん。平野さんの不思議で可愛い世界観はYUKIさんの楽曲のファンタジーとリアルの両方を描き出します。
今作はYUKIさんが七変化したことも当時話題を呼びました。(僕はほぼ発狂していました)愛は形を変えるものであり様々な形があることも表現しているようです。

七変化
(1)ビスケットのカンカン帽
(2)ビスケットの盾を持った騎士(ナイト)
(3)アーチェリー
(4)空手
(5)フリスビー
(6)ビスケットヘッドフォン
(7)ビスケットサングラス

MVにもYUKIさんがコメントを寄せています。

 
 
 

「恋をして、楽しんで、切なくて
涙の海で溺れる日もある。
何かを得て、失って、
戦いの場に出なければいけない日もある。
私達は成長するために、転がり続けていくんだ。
ベビーが見上げた青空の向こうには、
これから出会うであろう素敵な恋人の笑顔が見えるはず。
人生は、ビスケットを超えていく」

 
 
 

素敵なヒントが散りばめられていますね!ファンシーなMVですが、確かにプロレスやチアリーダー、トランプといった戦いを連想させるシーンが多く登場しますよね。ラブソングで戦うとはどういうことなのでしょうか? いよいよお話も大詰めです。

 
 
 

「人生はビスケットを超えていく」
恋愛を語れるほどそんなに深くないですが、ちょっとクサいこと言います。
ビスケットが恋心なのだとしたら、YUKIさんの「人生は、ビスケットを超えていく」という言葉は恋を超える、つまり、愛を歌っているんだと僕は受け取りました。きっと恋は自分本意なもので、愛は相手の幸せを喜ぶもの。どちらも自分の幸せのためではあるけど、愛は二人で出会える特別な幸せで、一緒に喜べたらそれはもう二人して世界一の幸せ者です。時に困難に思えることが起きても、弱い自分を認め乗り越える、その戦いによって想いは成長し、形を変えながら何度でも蘇り、何度でも愛することができる。だから勇気はとても大切なものなんだと。

勇気を振り絞りもう一度あなたを愛する、生きること、人間を肯定する歌と解釈すると、冒頭でご紹介したYUKIさんのコメントにある「普遍的なラブソング」に辿り着く気がしました。素敵な曲だと改めて実感。だけに。YUKIさんのファンで良かったと改めて感じます。だけに!!最後までお読み頂きありがとうございます。YUKIさん20周年おめでとうございます!

 
 
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一番好きなビスケットはビスコです!
「おいしくてつよくなる!」そういうことですね!

 
 
 
 
 
 

オススメしたい!のコーナー



My Best YUKI Single Collection

1.ビスケット
2.JOY
3.メランコリニスタ
4.長い夢
5.2人のストーリー
6.Home Sweet Home
7.ハローグッバイ
8.星屑サンセット
9.プリズム
10.鳴り響く限り
11.ビスケット(2007.10.06Live@大阪城ホール)

 
Apple Musicプレイリスト
 
 
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YUMECO RECORDSのテーマソングを作ろう!Season 2
【Vol.05 ふがねさん】



1年間かけて様々な方とひとつの楽曲を育てていく壮大企画。今回はミュージシャン・ふがねさんにハーモニカを吹いて頂きました!リュウジ君立ち合いの元に行われた、和気藹々としたレコーディング風景をご覧下さい。

 
 

 
 
 
 
 
 
 


 
2021.08~新プロフィール画像高橋圭(たかはし けい)●作詞・作編曲・演奏家 1988年5月3日生まれ。2011年よりgood sleepsの作曲、ギターとして活動開始、2016年活動休止。現在は演奏から録音、ミックス・マスタリングまでを自身で手掛けるスタイルでソロ活動中。楽曲はApple Music、Spotifyなどで配信中。レコーディングなどお仕事依頼はTwitter DMからお待ちしております。
Twitter:@zazamino

イラスト:matsun
 
 
 
 
 

 
「Ginger Ale Lover’s Radio」ここまでの道のり
 
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第2回「Guitar~ダサい僕が手にした最高の相棒~なんでこんな邦題足したの? っていうB級洋画の和訳タイトルみたいなダサさ(ギター愛を語る回)」
第3回「真夏の特大号 想像力(YUKI『チャイム』レビュー、久しぶりのライブ、真夏のドライブプレイリスト)」
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第6回「Mr.Children 『重力と呼吸』アルバムレビュー」
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