〈10月のさくらじま。噴火回数562回〜爆発的噴火388回を含む〜〉
寒くなってきましたね〜
9月はライヴが1本しかなく、かなりのんびりBENBENでしたのでそんな事もあり、今月は前々からやりたかったBENBEN的鹿児島おすすめスポット特集してみようかと思います〜
私的にこのコースで回れたらとてもベスト!!
車がないと行けないとこがあるのでまず午前中にレンタカー借りといてください〜笑
それでは出発!!
まずランチはこちら。
鹿児島市田上町にあるロックが流れるカレー屋さん、「さくらじまjacob spice」。
あたしもコブスパカレーの中毒者。
2週間空くと半年くらい食べてないんじゃないかと不安になるくらい大好きです。笑
写真は私的おすすめ、鶏のカレー野菜トッピング。
これはもりもり食べたいときバージョンです。
豚のカレーもお肉ホロホロでいいよ〜
ちなみに店主、しょーご君も元バンドマン。
10代の頃からの音楽仲間で、あたしが鹿児島でソロイベントをやったときとかギター弾いてもらったりしました。
真っ直ぐ一本気で男らしいギターを弾く人でそれがそのままカレーにも表れてる。
その不器用な店主を陰で支える奥さんの気遣いもステキ。
カレーはもちろん、2人の心遣いを端々まで感じるイカした空間です。
ちなみに、あたしの後ろに座敷童みたいのが見え隠れしてるのは心霊写真ではありません。
何かに取り憑かれてるわけではないので御心配なく。笑
お腹いっぱいになったらお次は陽気なジャンベ屋さん、cheerfulmark(http://www.cheerfulmark.com)。
住宅街の細い道を入るといきなり山道。
あれ?間違ったかな?とおもったら正解!!
坂を登りきったらそこがチアフルマークです。
鎌倉からやってきた店主、まこっちゃん。
この人がまたよくしゃべるは下ネタ好きだわ誰とでもすぐに仲良くなっちゃう陽気な人。
知らなかったんだけど、鹿児島の硫黄島には日本で唯一のジャンベの学校があってジャンベ文化が根付いているらしい。
全国からジャンベ留学とかに来てるんだって。
お店はジャンベ以外にも不思議な民族楽器や雑貨、古着もあるし、週末はよくイベントもやっていてちょっとしたライヴやワークショップ、おいしいご飯なんかもあって、赤ちゃんから大人までいつも人がいっぱいのチアフル。
ジャンベわかんないし触った事なーい!って人こそここに来るべし!!!
やってみたくなると思うよ〜
それでなくてもとにかく楽しい場所なのでまずは散歩がてら行くのがおすすめ。
きっと楽しいおしゃべりでもてなしてくれることでしょう〜
ちなみに…まこっちゃんとは最近「鹿児島国際エアライン」とゆう名の賑やかしガヤ的バンドをやってまして。
音楽で世界旅行をする、とゆうコンセプトでジャンベはもちろん、ディジュリルやアサラト、ベリーダンス…..いろんな民族楽器を使ったコント多めのジャムセッションバンド。笑
このジャムセッションてのが、やりだしたらめちゃくちゃおもしろくて。
鹿児島でたまーに活動中です〜
さてさてお次は鹿児島中央駅の横にある一番街アーケードの中にあるWALKINN STUDIO。
この連載にも何回も登場してますね。
店主の太一君が10代の頃から想っていた、鹿児島にライヴハウスを創りたい、とゆう夢を現実にするべく、東京に出てPAとしていろんなバンドと全国のライヴハウスを観てまわり、3年前に東京から帰って来て仲間とオープンさせたスタジオ。
あたしもいつも1人練習ここでやってます。
こんな感じで。
いろいろあってまずはリハスタから!!とゆうことなんだけど、お店だけにこだわらず街の小さなお祭りの手伝いからライヴハウスでのイベント企画、自分達で立ち上げた野外フェス、WALKINN ROCK FES!!までとにかく鹿児島の音楽を盛り上げるべく走り回ってる人達です。
お店にはWALKINNにゆかりのあるバンドのグッズや地元のミュージシャンのCDも置いてます。
漫画もおやつもジュースもあるよ〜
スタジオに入らなくても誰かに会いに、しゃべりに行くってゆう地元バンドマンのちょっとした溜まり場にもなってます。
お店入るとだいたいこのヒゲ2人かキャップの人がカウンターにいます。
もんのすんごい話しかけづらいと思いますが、笑
全然怖くないんでちょっと勇気を出してぜひ話しかけてみて!!
この土地に来たからこその思い出ができるはずです。
はいそろそろお腹すいて来る頃ですね〜
晩ご飯に絶対行ってもらいたいのがお魚料理のお店「半魚人」。
WALKINN STUDIOの並びで徒歩3分なのでスタジオ見学した後に行くのにちょうどいい。
ここもね〜〜〜
ほんっっっっっっっっとにおいしいんだよね〜〜〜
もちろん使ってるお魚は基本鹿児島で穫れたものばかり。
しかもここ、女子3でやってるお店。
女子って言っても、魚を捌き厨房を切り盛りする姿はとにかくかっこよい。
真ん中がとにかく寝ても覚めても魚の事ばかりのお魚バカ、あやちゃん。笑
左はお魚以外のお店の事を仕切っているなおちゃん。
右はお料理助手ののんちゃん。
とにかくいいチームワークなんだな〜
ぜひカウンターに座ってそのチームプレイや包丁さばきを眺めながら魚をつついていただきたい!!!
ほんと惚れ惚れするから。
そんな彼女達との出会いがとても運命的で。
なんとあやちゃんとなおちゃんは東京でのお魚修業時代にゴーゴーのライヴに来てくれていたのです。
さらにその頃、あやちゃんが手紙をくれた事があるんだけど、その手紙の事はあたしもすごく印象深くてよく覚えていて、あやちゃんがあの手紙の子だったのがわかった時の感動と言ったらなかったな〜〜〜
鹿児島でおいしい魚料理のお店をやるべく日々ゴーゴーの曲を聴きながらがんばってます!!って書いてあって、こんな子が聴いてくれてるのってうれしいなぁと思ったんだよね。
時間が経ってちゃんとお店を開いて、ひょんな事から出会って。
出会ったのはバンドが解散してからだったので、自分達がやっていた事がこうやって誰かの人生に関わっているってことをとてもリアルに感じた出会いだったし、とてもうれしかった。
こっちに帰って来てからの大きな出会いの一つでした。
ちなみにここでお酒を飲むならあえておすすめしたいのが日本酒。
料理に合ったものを出してくれてこれまたさいこー。
あ、ここいつも満席なので行くなら早めの予約は必須です!!
とゆうわけで、BENMBEN的鹿児島おすすめスポットでした〜
おもしろいのはみんな1度都会に出て帰って来た同世代ばかり。
まこっちゃんは東京生まれ東京育ちだけど血は鹿児島人だし、みんなそれぞれの立場で地元を盛り上げようとしている人達です。
あたしも旅が好きでよく行ってたけど、やっぱり思い出に残ってる土地って絶対会いたい人がいる土地なんだよね。
その土地でいかに「人」と交流するかってことだと思う。
紹介したお店はそうゆう「人」がいるとこばかり。
やっぱり鹿児島に来たらいい思い出作ってってもらいたいし、また行きたいって思ってもらいたい。
定番の黒豚、白熊、桜島フェリーに乗ってうどんを食べる、両棒餅(ぢゃんぼもち)、温泉….なふつーの観光ももちろんいいけどね!!
もう1歩踏み込んだこんないい場所もあるんですよ〜ってゆうお店4軒。
いつか鹿児島にくることがあればぜひ訪れてみてください。
以上!BENBEN的鹿児島おすすめスポットでした〜〜〜
◆◆◆◆◆ギャルバンって言ってもいいよね!?◇◇◇◇◇
今月はFLiP。
(沖縄出身の4人組女性ロックバンド。2005年に結成、2010年にミニアルバム「DEAR GIRLS」でメジャーデビュー)
シングル「GIRL」をリリースしたばかり。
あのね〜〜〜
めちゃくちゃ好きです!!笑
爽快!ポップ!!
今までとはかなりイメージが変わった… との事。
確かにFLiPってこんな感じだったけ〜と思って彼女達の過去のMVを全部見てみたら……
ほんっとに全然違う!!!!!
黒からカラフルだから顔も全然違って見える!!!!!
でもこのイメチェン、大成功なんじゃないかな。
ミュージシャンだけでなく、イメージってものをとても大切にしている職業の人にとって、イメージチェンジってのはけっこうな挑戦だったりすると思うんだけど、FLiPはとても鮮やかに軽やかにそれをやってのけたのだな、と思う。
すごいロングヘアだった人がバッサリ髪切って、でもそれが似合いすぎててもうずっと前からその髪型だったんじゃないかってくらい違和感ない感じ。
男だから女だからってのは基本あんまりかんけーないと思ってるけど、やっぱり女の人ってのは生きてく中で「変化」のきっかけが多いと思う。
そしてそれに柔軟に自然に対応して、かつ楽しんでいけるのもまた女性ならではの良さ。
女の子ってステキやーん♡って改めて思わせてもらいました。
しかしいい曲すぎて2回聴いただけで脳内エンドレス。
これまたライヴが観たくてしょーがないのでした。
てなわけで、今回も最後までお付き合いありがとBENBENでした。
ノマアキコ●ex.GO!GO!7188のベース、歌詞、叫び担当。
(GO!GO!7188/2000年にシングル「太陽」でメジャーデビューしたスリーピースバンド。屈強のライヴバンドとして精力的に活動を続け、「ジェットにんぢん」「こいのうた」「C7」「浮舟」などヒット曲多数。2012年、解散)
2010年の終わりに地元鹿児島に移住。
現在は子育ての傍らベースをBENBENしたり、歌詞提供などをしている。