はじめまして、たまに踊るシンガーソングライター栗原ゆうと申します。
高円寺キタコレビルの古着リメイクショップ「サウスポーbyNPC」でスタッフをする傍らファッションショー、ヘアーショーモデル等マルチに活動しています。
今回、YUMECO RECORES主宰、上野三樹さんにお声掛けしていただきまして、今月から連載させていただくことになりました。
上野さんとは、知人との焼き肉会で出逢い、私の「音楽とファッションが同時に始まった。」と話した些細な言葉を覚えて下さってたのが今回のきっかけになり壮大なテーマをいただきました。
「高円寺×音楽×ファッション」
まさか、自分が連載という言葉を発する日が来るなんて夢にも思いませんでしたし、私が「高円寺×音楽×ファッション」を語るとかおこがましいにも程がありますけれど、不自由な日本語ではありますが、私なりの目線で綴っていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
第一回目という事で自己紹介も絡めて栗原ゆうを知ってもらいたいな…と。
私は、大阪出身で3年前に上京してきました。
大阪で音楽活動をしファッションにも興味があり、やがて自我が芽生えた頃にテレビ東京「音楽ば~か」にレギュラー出演!この番組が女ガチンコファイトクラブ的番組で体重が38kgに!激痩せ…!ぎゃー!最終回で人生で2度目の悔しい思いをし、上京を決意。
自我が芽生えた頃の、音楽とファッションを融合したい!若槻千夏さんとお仕事をしたい!という夢を掲げて上京しました。(余談ですがジャニーズにもはまった事無い私が、唯一ファンレターを書いた全人類の中で最も特別な方が若槻千夏さんなのです。神の領域!)
不安なんて一切なしのTOKYOライフを想像してたのも束の間で、音楽とファッションどっちがやりたいの?わからん!うざい!って感じで私からしたら、俺と仕事どっちが大事なの?的な同じニュアンスで!しらんがな!状態で。
素直にどっちもです!と答えると、いやいやどーせ洋服が好きー!かわいい!!!みたいな軽いのりでしょ!はいはい!音楽は飾りみたいなものでしょ?とか中途半端な奴らに散々言われる日々にうんざりで、言われる自分もきっと其れ相応の行動してるからだけど、どっちかじゃないとだめなの?って悩んだりするんだったら、自分が思い描いてる音楽とファッションの融合イベントを自ら企画しよう!と元プリングミンのMAYUMI YAMAZAKIと開催しました。(※全アーティストの衣装をアーティストイメージに基づきリメイクの衣装を作ってもらい、それを着てその日だけのスペシャルなLIVEを行うイベント)
でも、なんかちがう…
ある日、原宿のカリスマ的SHOP「Dog」オーナーKAIさん(高円寺キタコレビル 「Secret Dog」オーナーでもある)と話している時に、「音楽とファッションの融合って不可能じゃない?俺もずっと違和感があって、ずっと考えてるけど死ぬまで答えでーへん気がする。」その言葉に、はっ!とした。
融合って、音を流しながらその音を機械に通して音が編むとか、縫うとかで服作るとか出来たらはじめて融合って表現できるんじゃないかな!?
そんなの出来るんかな?やってみたい!みたいなとても興味深い話をした。
話してたら今迄私が掲げてた「融合」の言葉の浅はかさに恥ずかしくなったし、色んな人からどちらかを求められた意味もわかった。
なので上野さんから「高円寺×音楽×ファッション」をテーマに連載して欲しいとお願いされた時やっと散らばってたパーツをあてはめることができる気がしてとても嬉しかった。
上京して初めて住んだのが高円寺。
大好きな町。
高円寺は常に反抗期みたい町だなって思った。
こじらせ系とかひきこもりってキーワードが多く飛び交ってて、そういう人達は高円寺が好きな方が多いと思うけど、私は正直こじらせ系って未だにあんまり意味 わかってないし、引きこもった事もない。
別にdisってるわけじゃなくて、全然違う世界にいたんや!こじらせたり引きこもる ってのはその一つにものすごい熱がこもってるし深くまで追求してる人が多いから純粋に憧れたりする。そういった面では全然高円寺にそぐわないGALです、私きっと。
でもそんな私が、高円寺に魅力を感じてしまったのは、きっとジャンルレスなところ。
才能溢れる天才かろくでもない人しかいない。(普通の家庭の方もいらっしゃいます、ごめんなさい)
高円寺は、地位や名誉とか有名人とかお金持ちとかニートとか関係なく3秒くらいで フランクな関係になれるフットワークが軽い場所で不思議な町だなって。
こうでなきゃだめ!って縛りも無いし、高円寺って全ての集合体みたい。
私の好きな音楽も、好きなファッションも割とジャンルレスなものだったりするから、ストライクゾーン広めです。
私が、私みたいに夢中になった高円寺をまだ知らない人の窓口になったらいいなと思うし、サブカルの方やその道のプロフェッショナルな方の思考や視点とは違う発信ができたらいいなと思う。
音楽やファッションも常に反抗期発動してるでしょ。
人を傷つけたり、傷つけられたり、しないと感情に気づかないしそれが糧になって人間の可能性や才能を生み出す反抗期は、高円寺や音楽、ファッションにも共通しているなと。
そこから感動やときめきが生まれると思い、タイトルを「ときめき反抗期」にしました。
揺れ動く曖昧な喜怒哀楽は魅力的で面白い。
第一回目は、自己紹介に終わりましたが、この連載を通じてこれからあらゆる「高円寺×音楽×ファッション」を発信していきたいと思ってます。
その一つのプロジェクトとして「高円寺×音楽×ファッション」をコラボレーションした映像が完成しました。
私がSTAFFをしてます、古着リメイクのお店「サウスポー」のお洋服を着て、私の曲「トマトマト」が流れるムービーです。
【サウスポーbyNPC(高円寺キタコレビル)×栗原ゆう×トマトマト】
「ときめき反抗期」どうぞ宜しくお願いいたします。
栗原ゆう● たまに踊るシンガーソングライター 。ミュージカルAnnieのオーディションでTomorrowに感銘を受け、歌いはじめる。世界のファッション通注目スポット、サウスポーbyNPC(高円寺キタコレビル)で STAFFも勤める。 作曲陣にはBABYMETAL、チームしゃちほこ等への楽曲提供で知られる「村カワ基成」、ももいろクローバー、アイドルカレッジ等への楽曲提供で知られる「KOJI oba」を 迎え、クオリティの高い楽曲とエネルギッシュなステージが魅力。
4月27日(日)FANJtwice10thAnniversary×栗原ゆう企画イベント 「WONDER WORLD」開催決定
■栗原ゆう公式YouTubeにてMusic Video公開中
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