今月も瞬く間に終わっていきます。6/1に入社した会社では、慣れるとか慣れないとかじゃなくいきなり激流を流れるゴムボートにジョイン。乗ってなんとか共に漕ぎながら、私のライフジャケット大丈夫かな破れてないかなとかチラチラよぎるんだけど、とにかくついていくのが必死。週4・時短勤務とさせてもらっているので、一週間が終わるのが一瞬。とにかくいろんな働き方をしている人がいる会社なので、それぞれの勤務条件ありきで当たり前に業務量を調整してくれるんだけど、ここでも敵は自分にあった。あと1日あれば。あと1時間あれば。ああ、月曜日休まないで会議に出たい。お迎えオットに行ってもらってもう一本資料を作ってしまいたい。結局、週4・時短勤務という制限のなかで200%やれるようにするしかない。そこを割り切れないんだったらフルタイムで働けよ、以上。って感じです。戦ってます。。と書きつつ。本当は200%じゃなくて、100%を安定的に保つのがベストなんだろうなとはわかってるんだけど、変に息巻いてはその場駆け足で消耗してしまった6月前半でした。
で、ちょうど折り返しの頃に息子が発熱して、初めて病児保育をしながら在宅勤務をしました。全国の各地に社員たちが散らばっているので、毎日オンラインで入れる人だけ入る朝会があって(その時間にすでに現場で稼働している人も多いため強制ではない)、そこで聞いていると6月はご自身で体調を崩していたり、同じように子どもをみながら在宅ですーとおっしゃってる人が多かったです。そして自分もその一人に。いざやってみると、仕事にならない。。。いや、多分3歳を過ぎたいまだからこそ、まだマシなんだろうとは思いました。触らないでね、ときちんと伝えればキーボードこそ叩かないけれど、私の膝の上にちょこんと鎮座。ひとりで遊ぶ気になって大好きな大型バスを手転がしで遊ばせつつ、ふと寂しくなってか手を伸ばして触れる距離に母がいるからか、私にも小さな車で加わってと左手にトミカを授けられ、右手で仕事、左手で車遊びの相手をするという超マルチタスクをおこなうハメに。
当然ながら作業効率が落ち、我、凹む。いくらフルリモート・フルフレックスで社員の自律が全て、と割り切られているとはいえ、これで1日にカウントして本当にいいの?? と盛大に落ち込む…。毎日終業時に書く日報でも「効率が悪く、反省」「みなさんどうやって進めているかぜひ教えてください」というような愚痴を書いたところすかさず人事部の部長からフォローの返信が。「メールが返せただけでもマルって思っていい」というようなことを書いてくださって、それを見て、ホロリと泣く。彼女もまたお子さんが1歳の頃に今の会社に入社し、子育てをしながら働くことをこの会社のなかで切り拓いてきた方で、ロールモデルであり、今自分がこうして働けていることの恩人のような立場の方。。確かに、自分はまだ始めたばかりだし、こんな一回うまく行かなかっただけで凹んでいる暇があったら前を向かなくっちゃ。とちょっと元気になりました(ちょっとかい)。
いいこともあって、在宅の割合が増えたことで、保育園に送らなくてはいけないリミットに変化があり、息子に対するイライラが減ったような気がします、当社比ですけど。少しずつ少しずつ、焦るなよ自分、と言い聞かせて、7月も頑張っていきたいと思います。
さて梅雨の合間のめちゃくちゃよく晴れた日に、高校からの友人の結婚式が執り行われました。コロナ禍で未定から調整された日も延期になって、今回待望の実現。花嫁ちゃんがもう本当に美しく、旦那さんは司会者の存在をかき消すほどに、マイクを握るごとに存在感を示すし(面白かった)、彼女のこと大好きなんだって伝わる眼差しだし、とにかく安心だなあよかったなあなんて思ってたら、新郎新婦の父親ズが昔からのご友人でした? ってくらい仲良しで、なんなら酔った勢いで手を繋いじゃったりしてて、もう微笑ましい以外の何者でもなくて、笑いを通り越して涙が出てきました。
表参道まで晴れ着で向かうこそばゆさったらなかったです。
20代の頃は結婚式って新郎新婦おめでとうが100%だったけど、アラフォーの今感じたことは、家族リスペクト俺ってことでした(普通に言え)。プロフィールムービーを見ては、ほとんど自分の子供を重ねているんじゃないかっていうくらい、家族に大切に愛され、ここまで元気に育って…って泣き、新郎新婦の姿をみていろんな感情が入り混じっている親御さんを見ては「ここまでご苦労様でした」っていうような気持ちが湧き。ほんと感情が忙しかった。結婚式、本当に素敵でした。また何度でも出席したい。
そんな6月でした。また来月! ご精読ありがとうございました。
いとうさわこ● 都内に住むパラレルワーカー(オカン業含む)です。さてみなさん。ELLEGARDENのサマーパーティー、チケット取れました‼︎ これまでの数々の怨念を晴らすように、先行1回目で。16年ぶりです。大人になっちまったせいもあって、感慨深さとか未来のこととか余計なことが頭を巡るけど、ライブハウスマリンスタジアムでは頭空っぽにして心を燃やしてこようと思います。