始まりましたGAL Radio。ここは友人とカフェで過ごすように、音楽の魅力についてお話する場所です。ごゆっくりと。
あなたの今年の夏の思い出はなんですか?僕はエブリデイお仕事でした。先月夏休みをテーマにお話をしましたが、どこかへ出かけたり遊んだりはなく、お誘いは全てお断り、とにかく全てを仕事に捧げました。おかげさまで健康を害することもなく乗り切ることが出来たのですが、この期間の楽しみが、脳内で妄想することでした(色々なね)そのひとつが今回のテーマ、
『もしも、この夏を乗り越えた先ににこんなフェスがあったら…』
ということで誰もが一度は妄想するであろう「自分にとっての夢の夏フェス」を考えました。あらかじめお伝えしておきますが、これは完全に120%妄想の話ですので誤解なきようお願い致します!
豪華出演ラインナップ!!(妄想)
せっかくなのでルールを決めて考えてみました。
・現在活動されているアーティスト
・1組5曲(トリのみアンコール+1曲)
・持ち時間30分、転換20分
・とにかく今俺が見たい
全10組決定!!
Mr.Children
YUKI
サザンオールスターズ
BUMP OF CHICKEN
東京事変
スピッツ
米米CLUB
玉置浩二
ゆず
Salyu
(以後敬称略)
妄想とはいえ錚々たるメンバーだね。更に疲れ切った脳内に多くのドーパミンを分泌させるべく、ラインナップだけでなく、会場やタイムテーブルなど詳細も妄想してみます。ここ数年の酷暑による熱中症も怖いので長丁場ではなく夕暮れスタートの二日間開催しましょう。
会場:横浜・日産スタジアム(ライブ最大収容人数:75,000人)
日程:2022年9月10(土)・11(日)
開場:14:00
開演:16:00
終演:20:00
チケット代:15,000-
2日通し券:28000-
学割:3,000円キャッシュバック(高校生以下、学生証ご提示)
*雨天決行・荒天中止
地元開催でお目当ての方々が揃う、夢がありますねぇ(妄想ですから)。
臨港エリアに特設野外ステージなども考えましたが、日産スタジアムは横浜エリアでは最大規模のキャパシティを誇り、最寄駅の1つである新横浜駅は東海道新幹線で地方からのアクセスも良い為こちらを会場としました。会場内の移動もなく座席に座りながら見れるコンパクト型というのも重要。今回は僕の親友のとくちゃん、しょうちゃんと3人で2日通し券を購入し参戦という想像で当日を迎えます。
ここからはいよいよSET LISTとコメントをどうぞ(妄想だよ!)。
DAY 1
16:00~
ゆず
1.君を想う
2.RAKUEN
3.向日葵ガ咲ク時
4.葉月の雨
5.夏色
横浜開催ということでトップバッターに相応しいのは彼らしかいません。
ゆずの爽やかさと夏うたが詰まった初期の名作「ゆずマンの夏」と最新作「SEES」から選曲。どちらも瑞々しさを放っているのが凄い。最後は勿論あの曲。「初めて参加する人でも楽しめるライブアーティスト」個人的第一位です。
16:50~
BUMP OF CHICKEN
1.Aurora
2.天体観測
3.真っ赤な空を見ただろうか
4.ロストマン
5.プラネタリウム
夏フェスの物販はバンプかそれ以外かに分かれるほど、出演する度に注目を集める彼ら。日が沈みかけ徐々に暗くなる空のグラデーションと4人の演奏が呼応するような時間は宝物になるね。ライブ披露の少ない「ロストマン」で場内どよめき。ちなみにうちのお袋は「プラネタリウム」が一番好きです。
17:40~
Salyu
1.Valon-1
2.name
3.HALFWAY
4.Tokyo Tape
5.Lighthouse
この時間帯で日が沈み、「天に届くような声」と称されるSalyuさんの歌声が夜空に響きます。キーボード・小林武史、ギター・名越由貴夫、ベース・キタダマキ、ドラムス・あらきゆうこの鉄壁な演奏陣です。Yaffleプロデュースの最新曲は彼女の新たな一面を魅せてくれます。
18:30~
YUKI
1.JOY
2.鳴り響く限り
3.夏のヒーロー
4.星屑サンセット
5.ランデヴー
YUKIさんの楽曲、実は野外が合う曲が多いと個人的には思っています。以前日比谷野音で行われたファンクラブライブでは伸びやかな歌声と心地良く吹く風がとてもマッチしていた記憶が。是非野外ライブ開催ご検討を! レア曲「夏のヒーロー」でしみじみ。ギターは名越さんダブルヘッダーでお願いします。
19:20~
Mr.Children
1.HANABI
2.名もなき詩
3.しるし
4.エソラ
5.生きろ
EN.終わりなき旅
全てのアーティストがそうですが、この企画の醍醐味は選曲にあります。「いや〜、ひと組5曲とか選べないよ!」と悩む時間こそ至高であります。ミスチルはその極み。今が一番カッコいいバンド。ここで初日が終了。帰宅、就寝。
DAY 2
16:00~
東京事変
1.空が鳴っている
2.緑酒
3. 私生活(新訳版)
4.キラーチューン
5.女の子は誰でも
トップバッターに事変というなんとも贅沢な幕開けに初日の疲れは一気に吹っ飛びます。『贅沢は味方』ですから、『今なら僕らが世界一幸せに違いない』です。この時間は僕らだけのものです!思う存分楽しみましょう。
16:50~
スピッツ
1.スピカ
2.ロビンソン
3.大好物
4.運命の人(Album Version)
5.メモリーズ・カスタム
林檎さん繋がりの「スピカ」始まりでテンションぶち上がり。スピッツを聴いていると本当に心が軽くなるというか空を飛ぶというか、まさに宇宙の風に乗る感覚ありますよね。「運命の人」はアルバムバージョン、「メモリーズ」はカスタムが良きです!
17:40~
米米CLUB
1.日本の夏
2.ホテルくちびる
3.オイオイオイマドロスさん
4.抱きしめたい
5.TIME STOP
米米の音楽性、演奏力の高さ、そしてそれをおふざけに振り切るカッコ良さ。メディアのみなさんテレビで歌って頂くのは「君がいるだけで」や「浪漫飛行」ではありません。勿論どちらも超名曲ですが、彼らの最大の魅力は……普段聴かない方、是非この機会にお聴き下さい。
18:30~
玉置浩二
1.夏の終わりのハーモニー
2.悲しみにさよなら
3.MR.LONELY
4.田園
5.メロディー
人生で一度は生で体感したい歌声。もう次元が違うところにいらっしゃるほど感情が全て歌になっていらっしゃる。時折見せるくしゃっとした笑顔にもやられますよね。「田園」は人生で一番勇気をもらってきた曲。頬を撫でる夜風の中「メロディー」聴いたらそりゃあ大号泣でしょう。
19:20~
サザンオールスターズ
1.真夏の果実
2.涙のキッス
3.君だけに夢をもう一度
4.LOVE AFFAIR〜秘密のデート
5.みんなのうた
EN.希望の轍
最後はやっぱりサザン。レア曲「君だけに夢をもう一度」これが聴けたらもうハイパーぴえんであります。「みんなのうた」で水をぶっかけられてびしょ濡れで帰りたい。「乳首見せろ!」と言って許されるのは桑田さんだけ。そんな桑田さんと同じ時代を生きられて、こんな極上なポップスを聴けて幸せです。
まとめ
という訳で、いかがでしたでしょうか? 妄想で2Days堪能してしまいました。今回は選びきれなかったアーティスト、楽曲が山ほどですが、是非あなたもお時間ある時にあなただけの夢フェス、妄想してみて下さい! 自分でやっておいてなんですが、妄想とはいえここまで考えると中々疲れます←
今回はこの辺で。最後までお読み頂きありがとうございました。この夏を乗り越えた全てのあなたと心の中でKP!
「妄想!脳内夏フェス2022」のSET LISTを頑張ってまとめました。極上J-POPの名曲が揃っております。深夜まで頑張って作成したので是非お聴き下さい。
▼Apple Musicプレイリスト
DAY1
DAY2
YUMECO RECORDSのテーマソングを作ろう!Season 2
【Vol.07 山田元気さん】
1年間かけて様々な方とひとつの楽曲を育てていく壮大企画。今回はギタリスト・山田元気さんにギターソロを弾いて頂きました!
高橋圭(たかはし けい)●作詞・作編曲・演奏家 1988年5月3日生まれ。2011年よりgood sleepsの作曲、ギターとして活動開始、2016年活動休止。現在は演奏から録音、ミックス・マスタリングまでを自身で手掛けるスタイルでソロ活動中。楽曲はApple Music、Spotifyなどで配信中。レコーディングなどお仕事依頼はTwitter DMからお待ちしております。
Twitter:@zazamino
イラスト:matsun
「Ginger Ale Lover’s Radio」ここまでの道のり
第1回「はじめましてのご挨拶(自己紹介)」
第2回「Guitar~ダサい僕が手にした最高の相棒~なんでこんな邦題足したの? っていうB級洋画の和訳タイトルみたいなダサさ(ギター愛を語る回)」
第3回「真夏の特大号 想像力(YUKI『チャイム』レビュー、久しぶりのライブ、真夏のドライブプレイリスト)」
第4回「バンドは生き物、刺身はナマモノ。(赤い公園特集)」
第5回「Mr.Children(メジャーセブンス、センス、スタンスとバランス)」
第6回「Mr.Children 『重力と呼吸』アルバムレビュー」
第7回「ミスチル、YUKIライブレポート特集」
第8回「新春新曲祭」
第9回「レコーディングオタク」
第10回「YUKI 『forme』アルバムレビュー」
第11回「音楽で逢いましょう」
第12回「good sleeps Album『SIGNAL』セルフライナーノーツ」
第13回「雨ソング特集」
第14回「Live DVD &Blu-ray『Mr.Children 『Tour 2018-19 重力と呼吸』ディスクレビュー」
第15回「BUMP OF CHICKEN NEW ALBUM『aurora arc』アルバムレビュー。何故彼らは宇宙を歌うのか」
第16回「竹内まりや「カムフラージュ」から学ぶ切なさ講座」
第17回「新曲発表のコーナー『ねぇ、できちゃった』完結編!」
第18回「YUKI『聞き間違い』から学ぶ “ きっと大丈夫 ” 講座」
第19回「何故私たちはクリスマスソングを作り、聴くのか」
第20回「TRICERATOPSから学ぶリフで踊ろう! 講座」
第21回「3ヶ月連続企画! 第1弾 Chara +YUKI『楽しい蹴伸び』から学ぶ無意識の美しさ」
第22回「3ヶ月連続企画! 第2弾「Chara +YUKI 『echo』全曲レビュ ー」
第23回マイフェイバリットエモーショナルソング 10選」
第24回「和田唱(TRICERATOPS)『ALBUM.』から学ぶ笑顔の大切さ講座」
第25回「『ねぇ、できちゃった』のコーナー夏の特別編! 新曲「ひまわり」セルフライナーノーツ」
第26回「ニッポンの偉大なギター名盤10選」
第27回「夏とシティポップ」
第28回「初秋にこそ聴いて欲しい、サザンオールスターズ『真夏の果実』の魅力」
第29回「温かみ、手触りを感じる名作 Yuzukana 『ZUSHIKI』制作秘話!」
第30回「Mr.Children『Brand new planet』レビュー」
第31回「Mr.Children NEW ALBUM『SOUNDTRACKS』レビュー 〜人との出会いと音楽の化学反応〜」
第32回「TRICERATOPS トリビュート盤レビュー&ライブレポート!」
第33回「写真家・薮田修身 展覧会『THERE WILL BE NO MIRACLES HERE』レポート」
第34回「新企画!『YUMECO RECORDSのテーマソングを作ろう』始動!!」
第35回「YUKI『Baby it’s you』が示す、君と私の世界が愛と音楽に満ちている理由」
第36回「YUKI NEW ALBUM 『Terminal』レビュー」
第37回「ホタルライトヒルズバンドNEW ALBUM『SING A LONG』レビュー」
第38回「東京スカパラダイスオーケストラ 『TOUR2021 Togeter Again!』ツアーファイナルライブレポート」
第39回「新しいギターを買ったよ!」
第40回「音楽と食」
第41回「NEW SINGLE『花束』が出来るまで」
第42回「和田誠展で感じた普遍的な愛」
第43回「クリスマスソングの新たな名曲! Yuzukana『POST』ライナーノーツ」
第44回「YUMECO RECORDSのテーマソングを作ろう! デモ音源フル尺完成!!」
第45回「Official髭男dism「Pretender」から学ぶロマンス論」
第46回「YUMECO RECORDS テーマソング企画 Season 2 スタート!」
第47回「音楽プロデューサー・蔦谷好位置の魅力 & 蔦谷さんクイズ優勝報告!」
第48回「TRICERATOPS NEW ALBUM『Unite / Divide』レビュー」
第49回「アートディレクター・森本千絵さんとMr.Children」
第50回「YUKI ソロデビュー20周年記念企画第1弾 私が『ビスケット』を好きな理由」
第51回「スタジオデスクをDIY!!」