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Photo by Airi Okonogi

 
 
皆様、新年いかがお過ごしでしょうか。
 
タイトルには「2018」とありますが、連載はまだまだ続きますので、今年も引き続き何卒よろしくお願い致します。
 
ちなみにおみくじの結果は「末吉」。
数年前に大凶を引いて以来低迷していましたが、今年はひと安心です。
 
ちなみに「待人」は
〈来ます、驚きがあります〉とのこと。
これはもしやあのバンドやあのバンドの復活が有り得るかも!?……なんて。
 
亥だけに猪突猛進、も良いのですが今年の抱負は「愛でること」にしようと決めました。
連載タイトルにもあるように、つまりは原点回帰です。
正直、2018年は何かを愛でることが難しい状況が多々ありました。
美しいとか嬉しいとか美味しいって、生きるために直接関係がない所為か危機的状況にさらされると真っ先に感じられなくなってくるのです。
 
でもそれじゃあ、あまりにも悲しいから。
 
ロックンロールの格好良さにときめいて、不思議な物語に迷いこんで、美味しいお酒に酔いしれて。たくさんの「好き」を積み上げて、またお届けできたらと思っております。
 
今月はひとまずご挨拶まで。
来月からはまた、イチオシのロックンロールを紹介して参りますのでご期待ください。
 
 
 
■monthly Rock ‘n’ Roll vol.8 ― それでも尚、未来に媚びる「也子」


 

 
新年1曲目は大阪の5人組みロックバンド“それ媚び”から。2018年もたくさんの音楽と新しく出会いましたが、その中で最も強烈に惹かれたバンド。以前、がーこ(Vo)とろく(Gt)による弾き語りユニット・ソレコビトとして紹介しているのでバンド名に聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思います。感情を乗せた激しいライブパフォーマンスとコブシの効いた歌声が強烈なインパクトを残すそれ媚び。しかしバラードも名曲揃いで、個人的にはこの「也子」を2019年のテーマソングにしたい所存。どろりと淀んだ感情と純粋な愛情が交錯する歌詞は何度聴いてもグッとくる。
 
 
 
 
 
 


 
プロフィール用 イシハラマイ●会社員兼音楽ライター。「音小屋」卒。鹿野淳氏、柴那典氏に師事。守りたいのはロックンロールとロン毛。2016年11月号より『音楽と人』レビュー陣に加わる。写真は定期的に愛でたくなるスポット・横浜元町にある洋館の一室。元町はレトロ建築好きにはたまりません。今年中にはホテルニューグランドのプリンアラモードを食べたい。